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トレーナーって?

最近はメディアへの露出でトレーナーという職業が認知されてきました。

しかし、一口にトレーナーと言っても様々なものがあります。

もし運動を生活の一部に取り入れたいと思っているなら、トレーナーのことを知ることはそれぞれの目標を達成する成功法則の第一歩と言っても過言ではないでしょう。

 

現在は大きく分けて以下のものに分けられます。

 

  1. アスレティックトレーナー
  2. パーソナルトレーナー
  3. ストレングス&コンディショニングコーチ

その他にも、リハビリテーションコーディネーター、コンディショニングトレーナー、ボディメイクデザイナーなど言い出したらきりがありません。ただ大まかな内容で分けると以上の3分類だと思っております。

 

各説明については資格団体や協会の文章を引用して一先ずお伝えします。

 

 

まずアスレティックトレーナーですが、日本では「日本体育協会」が認定団体としては一般的です。

機能解剖や運動学に関する専門的な知識を有し、スポーツ活動現場において、スポーツドクター及びコーチとの緊密な連携・協力のもとに、競技者の健康管理、スポーツ障害・外傷の予防、救急処置、アスレティックリハビリテーション及び体力トレーニング、コンディショニングなどにあたる方のための資格です。

とされています。

 

スポーツ選手のリハビリ担当、という見方でよろしいと思います。あとは整形外科病院でリハビリを実施する事もあります。

 

 

次にパーソナルトレーナーとストレングス&コンディショニングコーチです。

この二つはNSCA(National Strength and Conditioning Association)という米国コロラド州コロラドスプリングスに本部を持つ団体の資格が日本でも最もポピュラーな資格の一つです。

「NSCA Certified Personal Trainer:NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)」は、個別のアプローチを用いて、クライアントの健康と体力のニーズに関して、評価、動機付け、教育、トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。

NSCA-CPTは、アスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。

 

「Certified Strength & Conditioning Specialist:CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)」は、傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。

指導対象は主にアスリート、スポーツチームです。筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。また、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持っています。

※ストレングス&コンディショニングスペシャリストと書いてありますが、意味は同じです。

 

ライザップのトレーナーがパーソナルトレーナー、スポーツ選手の競技力向上担当がストレングス&コンディショニングコーチという認識でいいと思います。

 

 

それぞれの協会・団体のリンクを貼るので、興味のある方は覗いてみて下さい。

 

公益財団法人 日本体育協会 – 日体協

 

www.nsca-japan.or.jp