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【衝撃】ブラック企業が出来上がる理由をナッシュ均衡を使って解説する

ネットが普及しグローバル化が進む現在、簡単に情報を手に入れられる世の中になりました。

 

ただそれが原因でブラック企業が増えているのも事実です。

それはなぜか?

 

 

 

消費者は低価格で高品質なものを求めます。

それはそうですよね。なるべく安く買い物は済ませたいし、良いものを買いたいと思うのは当然です。

ネットが普及する以前は買いたいものがある時は、知り合い・近所・行きつけなどという理由で行なっていたため、特に競争が激化することは少なかったでしょう。

 

ですが、ネットが普及してから

「お!隣町のこっちの店の方が同じようなものを安く売ってるぞ!!」となります。

冒頭でもお話ししたように、これがグローバル化が進み、情報を簡単に手に入れられるようになった代償ではないでしょうか。

ネットショッピングのイラスト

 

 

 

次にタイトルにもある「ナッシュ均衡」について解説します。

例えばプリウスを売っている車屋A、B、C店があります。

カー用品店のイラストカーディーラー・車屋のイラストカーディーラーのイラスト

 

A店が価格競争に勝とうと値下げをします。

そうしたら低価格で買い物をしたい消費者はA店ばかりに行ってしまいますよね。

そうはさせまいとB店C店も同じく値下げします。

あとは値下げ合戦です。集客のためにこれでもかと値段を下げていきます。

 

しかし、それも頭打ちが来てしまいます。これ以上値下げできない所まで来ると利益が見込めません。

ですが、値上げをする。これもできません。なぜなら自分の店が高価格になりお客さんは他に流れるからです。

借金で悩む女性のイラスト(現金)

結果どの店も値下げも値上げもできない。これが「ナッシュ均衡」です。

 

 

 

その後は経費として削れるものを削ります。その一つが“人件費”です。

そして低賃金で働く社員が増え、ブラック企業の出来上がり、となります。

 

 

 

改めて定義付けをすると、『自分だけ戦略を変えると損をしてしまう状況が全ての人・会社に及んでいる硬直状態』がナッシュ均衡です。

 

経営をする上でも大事になってくる成功法則です。私は重要だと思うことに同業他社であっても“競合”にならずに“協業”することではないかと思います。

そのためにまずはこちらを考えてみて下さい。

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人生尖ったほうが勝ちな時もあるかもしれませんよ。