マインド

細分化される中で、何が正しいトレーニングなのか

パーソナルトレーナーとして働き、何年か経ちました。

まだまだ業界によっては駆け出しに過ぎないかもしれませんが、お客様の期待に応えるため

いや、期待を超えられるように日々精進しています。

 

筋トレを行う成功法則 〜なぜ筋トレなのか語る〜

 

 

そんな中、ふと感じたことがあります。

それは、この業界ほど不確かなものはないということです。

 

筋トレ、ヨガ、ピラティス、HIIT(高強度インターバルトレーニング)、マーシャル(格闘技)、最近では低酸素ルームなるものもあるらしいですね。

 

 

 

ですが、ここまで細分化されると何が正しいのか分からなくなりませんか?

 

 

 

結論、私は「結果を出せるトレーニングの指導が正しい」と思います。

 

日々、論文が生まれては情報がアップデートされています。

様々な研究からエビデンスが発表され、こぞってその最先端の内容を取り入れようとしているので、細分化が進んでいるのです。

つまりトレーナー業界では勉強し続けている方が正しい、と言えるでしょう。

(ただ、最低限の原理・原則はあります)

 

トレー二ングの原理・原則

 

逆を言えば、研究によって今までの定説が覆されることも珍しくはありません。

例えば、クランチと言われる“腹筋運動”  あれは現在は推奨されなくなっています。理由は今後詳しくお話しします。

よって去年までガンガンお客様に指導していた種目を取り止めることもあります。その度にお客様には申し訳ない気持ちで一杯になります。

 

 

 

ここでKarel Lewitという医学博士の言葉を紹介しましょう。

“I am always aware of how many things which I taught in my long past have since been proved wrong. The most important attitude is therefore to be constantly aware that what you are doing and teaching now you will have to modify and correct in view of new facts. Thus you must keep an open mind for new knowledge , even if it sometimes shows that what you believed and taught before was wrong.”

firstprinciplesofmovement.com

 

翻訳すると…

私はこれまで長い間教えてきた数々のことが、間違いだったと証明されてきたことを常に知っている。したがって最も重要な態度は、現在行っていることや教えていることを常に認識し、新しい事実を考慮して修正する必要があること。よって新しい知識に心を開くべきだ。たとえそれが自分が信じ、教えていたことを間違っていると証明しているとしても。

(英訳間違っていたらすみません汗)

 

 

先入観に惑わされて固定概念で決めつけてしまうことは危険です。なぜなら人間は一度知ったことや、成功した経験に固執してしまう性質があります。要はアタマが硬い“ガンコ者”になるわけですね。どんな一流の方も例外ではありません。そのような固定概念を捨てて物事を見ることが大切です。

 

 

You must unlearn what you  have learned.

これまで学んだことを忘れなさい。

-ヨーダ-

 

見てきた物や聞いた事 今まで覚えた全部 でたらめだったら面白い そんな気持ちわかるでしょう

-THE BLUE HEARTS  情熱の薔薇より-