仕事を行う上で「ビジョン」を設定するのが大事
ビジョンとは
『提供する製品やサービスで可能となるよりよい世界のイメージ』と言います。
会社で“経営理念”や“企業理念”があると思いますが、一緒として考えている企業もあるかもしれませんし、別で掲げているところもあるでしょう。
「散歩に行ってくると言って富士山に登った者はいない」という言葉があるように、仕事をする上ではビジョンの設定はかなり重要です。仕事の成功法則の根源と言っても過言ではありません。
でないとどうやって社会に貢献するのかが不透明のまま仕事をしなければなりませんから。
そして魅力的なビジョンには3つの共通する特徴があると言います。
具体的 簡潔 徹底的 です。
具体的:はっきりと社員、顧客、投資家などに刺激とイメージを与える必要があるためです。
例:スターバックスコーヒー「職場でもなく家庭でもない第3の場所」
簡潔:長々としていると一言一句、間違えずに言えることはたとえその社員であっても難しいです。覚えていられないものをつくっても何の意味もありません。短く分かりやすく表現します。
例:グーグルガイ「1クリックで世界の情報へアクセス可能にする」(To provide access to the world’s information in one click)
この文章ができてからグーグル創設時の投資家たちはその後の起業家たちに10ワード以内でビジョンを設定するように求めたそうです。
徹底的:説得力がなければビジョンに意味はありません。また、ビジョンが知られなければ説得力が生まれるわけもないです。要は根幹となる部分をブレないようにするのです。
ここでその他の有名企業や偉人のビジョンを見てみましょう。
スティーブ・ジョブズ「普通の人々にコンピューターを届ける」
ジョン・F・ケネディ「10年以内に人を月面に立たせ、安全に地球まで連れ戻す」
エーデルバーグ「子どもたちに優れた公立小学校を与えなければならない」
コールド・ストーン「究極のアイスクリーム体験として世界にその名をとどろかせる」
ビジョンとは世界のイメージ
とても刺激的で、優秀な人から優れたアイデアを引き出すことができるイメージである。ビジョンはトップから始まる。ビジョンはあなたから始まる。