「孫子の兵法」は最高のビジネス書
「兵は詭道なり」
「彼れを知りて己を知れば、百戦して殆うからず」
おそらく「孫子の兵法」と聞いて有名どころと言えば上記の2つではないでしょうか。
それもご存知ない方でも「風林火山」は誰しもが聞いたことはありますよね。
この「孫子の兵法」は紀元前6世紀に書かれたと推定され、数々の軍略家が参考にし戦争に役立ててきました。
その兵法書が現代社会でも大いに役立てられると言われています。
いやいや、今日本は平和主義を規定しているから戦争は起こさないよ。憲法第9条知らないの?それなのに昔の兵法書が役立つわけないじゃんww
なんて仰る方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
現代の高名な経営者の中にもビジネスの成功法則として「孫子の兵法」を活用していると公言している方はたくさんいます。
例えば、NEC元会長の関本忠弘氏、住友生命保険の上山保彦元会長、アサヒビールの中條高徳元副社長
さらに孫正義氏は「自らの経営原則は『孫子』にある」と公言しています。
積水グループに至っては、社名自体が「形篇」という部分からの引用らしいです。
また、ビル・ゲイツですら自分の経営の原理は「孫子の兵法」だと言っているとのことです。
このように、「孫子の兵法」は現代でも多くの経営者などに名声を博しており、その理由は
ほとんどの問題解決に応用できる
ということでしょう。
「孫子の兵法」が書かれたのは上述の通り2500年以上前のことで、時代でいうと中国の春秋戦国時代です。日本の戦国時代と同様、政治・経済などが混沌としていたでしょう。
ある意味、現代の日本も所得格差・終身雇用・年金問題・超高齢化社会などで明日の我が身に関わってくる現状です。
昭和時代に築き上げた日本のトップレベルの経済力は、平成の30年で後退してしまったと言っても過言ではないです。
こんな時代だからこそ、この「孫子の兵法」を勉強してみることが大いに役立つかもしれません。
今後は細かく、いくつかを解説する記事も書こうかと思います。