Bリーグ
※このブログ記事は2017年に書いたものを再投稿しています。
こんばんは。
2017年5月27日
バスケットボールファンにとっては歴史的な日になりました。
Bリーグ初代チャンピオン決定!!
「栃木ブレックス」優勝おめでとうございます!!!
日本のバスケが2つのリーグに分裂してしまい、その時は特に何も考えていませんでした。しかしそれが国際試合参加資格剥奪に繋がるとは思っていなかったのです。
そして生まれた「Bリーグ」
日本のバスケットボールの新たな船出ともいえる瞬間だったと思います。
間違いなく2016ー2017シーズンは今後も語り継がれることでしょう!
2016年9月22日
Bリーグの開幕戦が行われました。
NBL最高勝率のアルバルク東京 bjリーグ最多優勝の琉球ゴールデンキングス
とうとうNBLのチームとbjリーグのチームが対戦する日がきたのかと思うと、まさに感無量といった感じでした。
そして大河正明チェアマンの開幕宣言
大河さんといえばJリーグの常務理事などを務め、Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎さんの右腕としても有名な方ですよね。
そしてティップオフです。テレビで見ていた時は「バスケが地上波で見られるなんて…」とずっと感動です。時代が変わったと本当に思いました。
結果はアルバルク東京の勝利!琉球ゴールデンキングスも素晴らしいプレーでしたね。
しかし、現在のBリーグについて良く思わない人もいるのも事実です。
それは「サラリーキャップがない」という事です。
「サラリーキャップ」とはプロスポーツチームが所属する選手に支払う年俸総額を毎年リーグ全体の収入に基づいて上限金額を調整し、規定する制度の事です。
これによって同リーグ内のチームの力関係をある程度一定に保つ効果があります。
しかしサラリーキャップがないとどうなるでしょう。当然選手に使える年俸の上限がないので、お金のあるチームはいい選手をじゃんじゃん呼べる。貧乏なチームは少ないお金でやりくり……
同じリーグでも全く試合にならなくなってしまう事もあるかもしれません。
現に既に経営が困難なチームもちらほら出てきているとの噂もあります。
そうなると確かに不安な面は出てきてしまいますよね。
ちなみにNBAではサラリーキャップ制度は導入しています。2014-2015シーズンのサラリーキャップは6,306.5万USドルとの事です。約65億円でしょうか。ブルゾンちえみも真っ青ですねw
そしてそして!2017年5月27日
Bリーグ初代王者を決める戦いが始まりました!!
川崎ブレイブサンダースと栃木ブレックスの対戦です。ワクワクです。
スワロフスキー製(←うろ覚え)のトロフィー
優勝チームはこれを求めてシーズンを戦ってきました。
ティップオフです。
川崎のキャプテン 篠山竜青選手
私と同級生で3年次のインターハイ優勝校、北陸高校のポイントガードです。
栃木 竹内公輔選手
2mオーバーの双子の兄で、現在も日本代表としても活躍
弟はアルバルク東京の竹内譲次選手です。
彼らは大学時代から”ゴールデンエイジ”と呼ばれ、ユニバーシアードでも4位入賞を果たすなど実績を積んできました。
そしてご存知、バスケ界のレジェンド田臥勇太選手です。
日本人で唯一NBAのコートに立った男!!もう36歳なのですね…
しかし、これからも日本バスケ界を牽引して下さる事でしょう!!!
そして結果は。。。。。
栃木ブレックスの勝利!!!!!
栃木85ー川崎79という結果です
主なスタッツは
栃木
4 ジェフ・ギブス 25pts 9reb 2stl
25 古川孝敏 21pts
32 ライアン・ロシター 12pts 16reb
0 田臥勇太 9pts 5ast 2reb
川崎
22 ニック・ファジーカス 23pts 11reb 2blk
12 ライアン・スパングラー 14pts 4reb
7 篠山竜青 13pts 3reb 2ast 1stl
14 辻直人 9pts 4ast
優勝を決めた瞬間、田臥選手とライアン・ロシター選手が抱き合って喜びます。
そして初代MVPは。。。
25 古川孝敏選手です!
優勝トロフィー授与
栃木ブレックスの選手の皆様、関係者様各位
本当におめでとうございます。
そしてその後…
密かに私が感動していた実況があるのです。
それは青嶋達也 フジテレビアナウンサーが仰った事なのですが
「取材をして感じるのは、特に今シーズンは一段とそれを感じたんですが、ファンの力。これは大きいんじゃないでしょうか。一度まだいらした事がないという全国のテレビご覧の皆様、宇都宮、ブレックスのホームアリーナ、足をお運び下さい。もちろん今日残念ながら敗れてはしまいましたけれど川崎もずいぶんこの一年でとどろきアリーナ空気変わりました。是非お近くのB1、B2でも結構です。これをご覧になって、『あ、バスケ、スゲーや』と思った方、是非近くのアリーナに、生で」
現状でプロ野球、Jリーグに観客動員数はBリーグは勝てていないと思います。
国内のスポーツの人気・認知度はそのまま国際試合での強さに直結するところはあるのではないでしょうか。
バスケットボールは野球、サッカーに次ぐプロ化をした以上もっともっと盛り上がりを見せて、国内での人気度を高めていくことが重要です。バスケットボールのプレー人口はすごく多いです。これから日本がオリンピックに当たり前に出ることも可能だと思っています。
日本のバスケットボールの繁栄とBリーグの盛況を心より願っています。