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【NBA】レブロン・ジェームズのキャリアは利己か利他か

今年の秋のニュースで、NBAのレブロン・ジェームズの報酬額が16年間で約293億円と報じられました。

しかしそれはプレーに対するものだけであり、スポンサー契約で稼いだ額は倍以上に上ると言われています。

(ちなみに今年の年収額は約100億円)

非常に夢のある話ですが、レブロンの才能、手腕、人格、考え方などの全てが一流であるからだと思っています。

 

 

 

ちなみにレブロン・ジェームズを知らない方へ解説すると…

現在はロサンゼルス・レイカーズに所属するスモールフォワード。愛称は『キング』

受賞歴

(2019年11月現在)

これだけでもとんでもない選手というのが分かるかと思います。

 

 

 

ここでせっかくなのでレブロンのビジネスの一部を紹介しましょう。

1.スポーツ選手

バスケットボール選手としての年俸(現在レイカーズにて4年1億5400万ドル)

2.スポンサーシップ契約

  • ナイキ(年間3000万ドル)
  • KIA自動車(年間500万ドル)
  • Intel(年間450万ドル)
  • コカ・コーラ(年間250万ドル)
  • Upper Deck(年間100万ドル)
  • Dunkin’ donuts(金額不明)
  • State Farm(金額不明)
  • beats by dr.dre(金額不明)

etc…

3.事業経営

  • Uninterrupter(スポーツ選手が自ら発信するデジタルメディアネットワーク)
  • SpringHill Entertainment(プロダクション会社)
  • LMRMマーケティング(スポーツマネジメント・マーケティング会社)
  • Ladder(サプリメント製作のオンラインサブスクリプション会社)

etc…

その他にも多数のビジネスを展開しています。(俳優業とかもやっているんですよ)

 

 

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レブロンは高卒ルーキーとしてクリーブランド・キャバリアーズに入団。その時一つの“約束”をします。「オハイオ州に優勝をもたらす。」と。最後にオハイオ州のチームが優勝したのは50年以上前のアメフトチームでした。なのでレブロンのこの“約束”はオハイオ中を熱狂させました。

チームの中心として活躍していたレブロンでしたが、NBAチャンピオンにはなかなか届きません。そこで一つの決断をします。それは優勝を求めてのマイアミ・ヒートへの移籍でした。

移籍に対してクリーブランドのファンたちは連日レブロンに罵声を浴びせ彼のユニフォームを燃やし、地元のヒーローは一転裏切り者として憎悪の対象になりました。

そしてレブロンはヒートに在籍中に2連覇を達成し念願の優勝を勝ち取ります。

その後、2014年に古巣であるキャバリアーズへ復帰します。“約束”を果たすために。

多くの苦難がありましたが、2015−2016シーズンに史上最強と謳われたゴールデンステイト・ウォーリアーズを下し優勝しました。

試合終了を告げるブザーが鳴った瞬間、レブロンは泣き崩れ「クリーブランド!この優勝をお前たちに捧げる!!」と叫びました。

「レブロンジェームズ チャンピオン」の画像検索結果"

 

 

 

ここからは私の主観でお話しします。

 

最初にレブロンがヒートに移籍した時は自分が優勝というタイトルを求めたからでした。要は“利己”ですね。

ですが再度キャバリアーズでプレーしていた際は「自分の目標が多くの優勝を手にすることに変わりはない。けれど、オハイオ州北東部に優勝をもたらすことが今は何よりも重要なんだ。」と語っていました。これは“利他の精神”と言っていいのではないでしょうか?

レイカーズに移籍した理由の一つも家族のためと言われています。レブロンはロサンゼルスに家を所有しており、家族もロサンゼルスでの生活を望んでいたと言います。これも自分の都合ではなく、家族のことを考えた“利他”の行動です。

 

 

 

 

 

ビジネスにおいて“利己”では絶対に成功しません。(レブロンはヒートでも優勝はできましたが、かなりオハイオ州中から恨み買いましたし…)

相手の事を考える“利他”の心を持っている人は成功します。

松下幸之助、稲盛和夫、ピーター・ドラッカーなど、優れた経営者は言い方は違えど全員言っていることは同じです。

 

利他の精神の話 〜一本のバナナ〜

 

私はレブロン・ジェームズはレイカーズでも絶対に成功すると思っています。

アンソニー・デイビスも移籍してきましたし、今季レイカーズが優勝できることに、500円賭けます。