ウォーミングアップとしてのストレッチ
こちらの記事でストレッチについて書きました。
そしてストレッチをどの目的で、どのタイミングで行うのかは人それそれでしょう。
「お風呂上がりの身体が温まっている時にー」
「柔軟性を上げたいからー」
そして今回のメインテーマである
「運動前のウォーミングアップとしてー」
ですが運動前のストレッチについての研究結果がありますので、この記事ではそちらをご紹介して運動前の成功法則としていきたいと思います。
運動前のストレッチは逆効果!?
カナダやヨーロッパスポーツ医学会の研究では運動前のストレッチが「筋力、ジャンプ力、瞬発力を低下させる」との結果や、「パフォーマンスを低下させる」との報告があります。
さらにアメリカの大学の研究では「トレーニング前のストレッチは筋肥大の効果を減少させる」と報告しています。
この理由はいくつかあります。ここでは2つご紹介します。
まずは筋肉の弾性が低下してしまう、ということです。
筋肉は伸び縮みをする器官です。ゴムを想像してみて下さい。引っ張りすぎたらビロンビロンに伸びてしまいますよね。筋肉も同じでストレッチをしすぎてしまうとこのゴムと同じで、いざとなるの縮む能力が下がり、パフォーマンスが落ちるのです。
もう一つは運動単位が働かなくなる、です。
運動単位に関しては下の記事をご覧下さい。
ストレッチをするとこの運動単位のなかでサボるものが出てきてしまいます。そうすると最大限の力を発揮できなくなってしまいます。
ただどうしてもストレッチをしたい場合はストレッチのやり方を変えてみて下さい。
ストレッチにも色々種類があります。
↑こちらを参照して下さい
もし実施するならダイナミックストレッチや、やり方を熟練してからバリスティックストレッチでウォーミングアップをして下さい。
そうすればパフォーマンスを下げるのを抑制することが期待できます。
運動をされている方はケガをしない成功法則のためにもウォーミングアップにも気を遣いたいですよね。
ぜひぜひ参考までにしてみて下さい。