【NBA】デリック・ローズに学ぶ人生の成功法則
「最高のベンチプレーヤーになりたい」
私の大好きなNBA選手が、昨シーズンの目標として挙げた事です。
その選手の名はデリック・ローズ
2008年のドラフト1位でシカゴ・ブルズに指名され、2011年には史上最年少でシーズンMVPを受賞した男です。
しかし、2012年のプレーオフで膝の靭帯を断裂する怪我を負います。その後のローズのキャリアは怪我との戦いでした。何度も復帰しては怪我をするの繰り返しで、ローズ自身も精神的に追い詰められていきます。
移籍を重ねたローズは何と3年間で4チームから捨てられることとなります。MVPを受賞した選手が、です。
ローズは昨シーズン、ミネソタ・ティンバーウルブズでプレーしていました。そして2018年10月31日のハロウィン、この夜に奇跡が起きました。この日の試合で何とMVPを受賞した時でさえ成し得なかった、キャリアハイの50得点を記録しました。コート上では人目を憚らずに涙を流し、インタビューにこう答えます。
「今が一番楽しい。」
そして
「シックスマン賞を受賞したい。チームの力になれるのなら、何でもやりたい。」
もしローズが怪我をせず、健康のままプレーできていたら、今頃はリーグトップの選手になれた事は想像に難くはありません。
ですが今の彼には今の目標があります。
それは、”怪我をした”という一つの事実をネガティブにしか受け入れなかったら辿り着けなかった目標です。
「世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなるのだ。」
これはシェイクスピアが残した有名な格言です。怪我をしたという事実から”腐る”か、”自分の実力と運命と役割を理解した上で受け入れる”かは大違いです。
悲しい出来事があったとしても、それをプラスに変えていくことがデリック・ローズから学べる成功法則だと思います。
「事実は一つ、解釈二つ」
私がお世話になっている、居酒屋を経営されている『岡むら浪漫社長 岡村佳明さん』もこのような言葉を仰っています。
岡村佳明さんの著書はコチラ↓
昨年もソフトバンクの通信障害がありました。
・ソフトバンクの通信障害に対して店員に罵声を浴びせる男性客
・「アホ」「料金も払っとんじゃ」とまくし立てる客に店員が平謝りする
・ネットでは「店側はどうする事もできない」などと男性の行為が物議となる
現代社会では大きな問題かもしれません。
ただ、考え方を変えると
「無くなったらこれほど困るものを今までは使えていたんだ。」
と考えることも出来ると思います。
目の前の事実は、自分の考え方次第でプラスにもマイナスにも出来ます。
それならプラスの方に持って行った方が、人生上手くいくのではないでしょうか。